体育の先生でしょうか、女性の割には大きい声で号令がかけられます。

最近の子供は、自己中心的で相手に対して思いやりがなく、自分の感情をコントロールできないため、すぐにキレてしまうといわれています。○○大学教育学部○○助教授は、自意識過剰がその原因であると主張し、今、その独自の教育手法が注目を集めています。
 ○○県のとある○学校。月曜日の朝礼の時間。全校生徒がクラスごとに整列しています。よく見かける光景ですが、通常と異なるのは、男子生徒がフルチンだということです。
 朝礼開始の時間に合わせて、各クラスから生徒たちがグランドに出てきます。ここまではこれといって変わりがありません。あえて言えば、女子は全員が制服なのに、男子は半そで短パンの体操服ということです。クラスごとに整列し、朝礼開始を待ちます。
 校長先生が朝礼台に上ります。
「気をつけ」
「礼!」
 体育の先生でしょうか、女性の割には大きい声で号令がかけられます。
「男子、用意」
 先生の掛け声に合わせ、男子が全員、腰に手を当てています。前ならえの一番前の人のような格好です。手は、親指が短パンのゴムの内側に入っています。
「ピッ」
 笛の音にあわせ、男子生徒が一斉に短パンを膝まで下ろします。そしてすぐに手を元の位置に戻します。今度はパンツに手がかかっています。
「ピーーッ!」
 長い笛の音とともに、男子生徒がみな、パンツを膝まで下ろします。いわゆるフルチン状態です。男子は複雑な表情のまま、手を後ろに組みます。
 男子生徒は、朝礼の間、ずっと手を後ろに組んだまま、フルチンで先生の話を聞いています。女子生徒は慣れているのか、オチンチンに目をそらすこともありません。
 ○○助教授の教育法を実践している○○直子校長(32)は、「自意識の過剰がこどものキレル原因なんです。おちんちんを女の子の目にさらすことで自我が開放され、自意識の過剰が適正に戻るんです」と強く主張します。
 ○○助教授によれば、男子は自分のおちんちんに対する意識が強く、とくに日本人のおちんちんは欧米諸国のそれに比べてとても小さいので、より意識が向きやすいのだそうです。
 「いわゆる自己肯定なんです」。○○助教授は続けます。「最近はインターネットで、外国人の立派なおちんちんを容易に目にすることができますよね。それを自分のと比べて、落ち込んでしまうんです。でも、学校でフルチンになって、回りの女の子たちの目に触れることで、『こんなおちんちんでもいいんだ』と、ありのままの自分を受け入れる、つまり、自己肯定ができるようになるんです」
 男子がフルチンになるのは、朝礼だけではありません。体育の時間では、男子はおちんちんをプルプル震わせながらサッカーをし、教室では、下半身裸で立って教科書を読む姿があります。
 一見、セクシャルハラスメントにみえますが、躊躇することなく大勢の女子の目の前でパンツを下ろせるようになるのが、自我を取り戻す第一歩なのだそうです。
 「実は、多くの大人たちが悩むストレスも、これが原因なんです」、と○○助教授。「子供だけでなく、社会に出た大人たちにもフルチンは効くんですよ」。ロングヘアーの似合う新進気鋭のこの若手の研究者はそう言うと、研究室にいた男子学生を呼びつけ、パチンと指をならしました。
 おちんちんを出した大勢の男子学生に囲まれて屈託のない笑顔を浮かべる彼女の表情を見ると、日本のこれからが期待できる気がしてきました。