虱検査

部活を終えて、教室を後にしようとしたとき裕太は一枚の藁半紙が自分の机の中に入っている
ことに気が付いた。
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2−1 白石 裕太 さま
先日近隣の学校において、男子生徒から毛ジラミが発見されました。
つきましては、感染予防の観点から当校におきましてもシラミの検査を実施いたします。
下記日時におきまして、各生徒への検診を行います。
必ず検診をお受けいただきますようお願い申し上げます。
指定した日時に来られなかった場合は、他の診療機関にて自費で受けていただくことになりますので、なるべく当日にお受けいただきますようお願いします。
□2011年9月11日(日)13:10〜
 体育館脇特設コーナーにて
なお、検診につきましては、保健委員の指示に従い、速やかに行動いただきますようお願い申し上げます。
これは各生徒に個別に配布しているものです。
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「げっ、明日じゃん、しかも日曜日だし・・・」
▼9月11日(日)
「すいませーん」
裕太は藁半紙にあったとおり体育館脇の特設コーナーまでやって来ると、そこの開き戸をノックした。
「はい、どーぞー」
「失礼しまーす」
中へ入ると、女子生徒が四人。
みな保健委員のようだ。
「あの、これ見て検診に来たんスけど、、、って、恭子じゃねぇか!」
「あぁ裕太、ちゃんと来たのね」
その中の一人、恭子は裕太とクラスメートで、校内の保健委員長を務めている。
「今日しらみの検診ってマジかよー?」
「えぇ、1週間前に言ってたはずだけど」
「ぜんぜん聞いてねぇぞ」
「あらそう、ならよかったわ、ちゃんと覚えててくれてて」
「昨日、机に入ってたの見つけてよ」
「もうっ、1週間前にH.R.で言ってたのに、、」
「えー、そうだったか、、」
「そうよ、裕太いつも人の話聞かないから」
「るせぇ、んなことねぇよ」
「まぁとにかく検診受けてもらうから」
「検診って何すんだよ」
「しらみがからだに付着してないか検査するのよ」
「そういうのって、フツー医者とか先生がするんじゃねーの?」
「簡単な検査だからすべて任されてるのよ。先生とかだけじゃ大変でしょ」
「ふぅーん、すげぇな、保健委員って」
「それじゃ始めるから服を全部脱いでくれる。」
「オッケー、全裸ねー、、って、な、何だよそれw」
「だから脱いでって言ってるのよ」
「ここでか?」
「ここでよ。」
「服をか?」
「服以外、他に何があるのよw」
「全部か?」
「全部よ、すっぽんぽん!」
「まさかお前らの目の前でか?」
「そっちで脱いでもいいわよ」
「それはたいして変わんないだろうがw」
「とにかく早く脱いでよ、後が押してきてるんだから」
「んなこと言われたって、、」
「男でしょ、情けないわね。」
「他のヤツも脱いで受けたのかよ」
「当然でしょ」
「それ、マジでマジかよ」
すると恭子は他の女子委員と何やら打ち合わせを始めた。
「仕方ないわ、これを彼に見せれば、」
「え、でもこれは・・・」
「仕方ないわよ、これを見せましょう。」
恭子はそう言って、裕太の方を振り返った。
「裕太、こっちを見てくれる?」
恭子の指差した方には、テレビのモニターが置かれている。
委員の一人がモニターとすぐ下にあるビデオの電源スイッチを入れた。
「ほら、同じくクラスの謙太郎くんもちゃんと検査を受けてるわよ」
テレビのモニターに映った人物は、顔を見ればたしかに同じクラスの吉崎謙太郎に違いなかった。
裕太が今いるここと同じ場所で体育座りをさせられ何やら保健委員の女子の説明に耳を傾けている。
そして、説明が終わるや否や、ルーペを使って彼のからだの、胸、お腹、鼠頸部、太もも、膝、足のつま先というように丹念に検査が進められていく。
そして音声こそないものの、保健委員の子が何か言葉を発したのを受けて、何と謙太郎はおもむろにパンツの裾のゴムの部分に両手を掛けると、それをスルスルと下へ降ろしていくではないか!
「な、何だよ、これw」
「シッ、検査に決まってるでしょ!」
彼のやや斜め後ろから撮られたその映像は、それまでパンツの中に覆い隠されていた未知なる箇所を映し出そうとしていた。
やや丸みを帯びた腰から太腿のライン、腰にくっきり残る赤いゴムの跡、日焼けのされていない尻とその割れ目、そしてパンツを足先から取り去るときに覗かせた股の間の縮れた陰毛と竿状の黒い影。
「うわーっ、謙太郎のヤツ、マジかよ」
いくら検査のためとはいえ、女子委員たちが陣取るすぐ目の前でまっすぐ前を向き、一糸纏わぬ姿で立ち尽くすその姿は、やはり異様な光景に映る。
カメラの映像は相変わらず同じ地点から撮られていて、じっと前を向く彼の表情を窺い知ることは出来ない。
ただ、謙太郎の性格からしてこんなに素直に彼女たちの言いなりになることが裕太にとってにわかに信じ難いものだった。
だが、映像の中の彼はたしかに一糸纏わぬ姿を晒し、保健委員の指示に従って直立不動の姿勢で立っている。
「ぷふっ、謙太郎のチンコ小せぇw」
相変わらず音声がないため、保健委員が何を彼に対して、言っているのかは分からなかった。そのため恭子がテレビのモニター画面に指示棒で指し示しながら、映像の内容について解説を始めた。
「はい、ここでは、保健委員の子が『からだに"しらみ"が付着していないかを診ますので、私がいいと言うまでその場でジャンプを繰り返し行ってください』と言っています。」
映像の中の彼は保健委員の指示に従って、おもむろにその場でジャンプを始めた。
全身運動によって、さまざまな筋肉が大きく上下に動いているのが分かる。
映像では、股の間からまっすぐ突き出た人差し指ほどの大きさの影が動作とアンバランスなタイミングで上下に動く様子が床面にはっきりと映し出されている。
「アハハッ、それにしても女子の前でよくやるよな」
「次にやるのは、裕太なのよ」
恭子にそう言われ、それまで謙太郎を笑いものにしていた裕太が急に顔をこわばらせ始めた。
映像では、謙太郎の動作を4人の保健委員が目の前でじっくり観察。
ただ、映像をよく見ると時折カメラから顔を伏せるような子がちらほら。
その子たちは手で顔を覆い、肩を小刻みに震わせているのだ。一人がし始めると、隣もそれを始める。そしてそれをカメラに見えないところで何やらお互いの感情を確かめ合っているようにも見える。
ただ、ほとぼりが冷める頃には、また前に向き直り、何事もなかったかのような顔で彼の観察を始めるのだ。
そして委員の合図で彼はジャンプをやめた。
身体はすでに汗でぐっしょりになっている。
「では、説明します。『今度は一度足元にしゃがみ込み、その後、元気よくジャンプ。一番高い地点に到達したところで両手で一度だけ叩いてください』と言っています。これは動きのある動作によって、しらみが隠れていないかを診る検査です。」
委員の合図で謙太郎はその場にしゃがみ込んだ。
そして大きく上に飛び上がる。そこで両手を叩く。
次の指示があるまでの間、それが延々と繰り返されていくのだ。
謙太郎のドアップの尻が上から下に、下から上に、忙しなく画面の中を行き来する。
するとさっきよりカメラから顔を伏せる子ばかりになった。
肩を震わせる様子もさっきよりも大きい。
見ているうちに気分でも悪くなるのだろうか、だがほとぼりが冷めると、また前に向き直り、何事もなかったかのような顔で観察を始めるのだ。
そんな女子委員たちを前にしても彼は、一心不乱にしゃがみ込んでは、大きく上に飛び上がり、手を叩く動作を続けている。
恥ずかしさも喉もと過ぎればということなのだろうか。
映像は次の診察に切り替わった。
「はい、『今度は片足ずつ上げてジャンプ。右足を上げたときに左のお尻を左手でタッチ。左足を上げたときに右のお尻を右手でタッチ。』と言っています。」
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ・・・、
ペチッ、ペチッ/
相変わらずテレビの音声は聞こえてこないが、笛の音に従ってその動作を繰り返す様子が伝わってくる。
笛を吹くリズムにのって動くそれは、まるで操り人形がはだか踊りをさせられているようで、どうみても滑稽だ。
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ・・・、
ペチッ、ペチッ/
「はい、次は上体を後ろにぐーっと反らしての診察です。」
明らかに恥ずかしいその動作も不思議なくらい素直にただ従っている。あの人一倍自己主張の強いはずの謙太郎が股間を突き出す姿勢を女子たちに向けてしているのだ。
「はい、では最後に倒立です。一人補助が立ちます。頭髪から毛じらみが出てこないかの最終確認です。」
映像の彼は、床に四つんばいになると、勢いをつけながら両足を真上に上げた。
そばには補助のために立つ委員の姿。
真上に上げた両足を掴んで、倒立の手助けをというわけだ。
女の子は表情一つ変えてはいないが、そこからすぐ下を見れば、謙太郎の肛門の奥まで丸見えのはずだろう。
謙太郎のお腹にだらんとだらしなく垂れ下がる竿と玉袋が裕太には衝撃的だった。仮にもし補助係の女子が、彼を好奇の目で見ていたとして、このまま補助する手を離さなければ、ずっとこのまま恥ずかしい体勢を維持し続けなければならないのだ。
だが、それも幸いなことに杞憂に終わった。
ただ、倒立をしている彼に一瞬向けられた数回の閃光は何を意味したのか。
カメラに映らない部分だけに何とも言えない所ではあるのだが。
「はい、診察の流れをおおまかに見てもらいましたけど、裕太にも謙太郎くんがしたような感じで、診察を受けてもらいます。いいですね。」
「う、、ん、、」
ここまで実践的な映像を見せられては、その診察を疑う余地がほとんどなかった。
「では、ここで服をぜんぶ脱いでください。靴下からパンツまで全部ね。」
裕太は渋々制服を脱ぎ、床に置いた。それを見ていた近くの委員の女子がすかさずそれを手に取り「邪魔になりますので」と言って、向こうの脱衣かごに持っていってしまった。
さて、残りは下着を残すのみとなった。
ここで裕太はひとつ気がかりに思っていたことを口にした。
「な、なぁ、オレのときってビデオ撮らないよな」
すると何やら、委員の間でひそひそ話がなされた後、その中の恭子が答えた。
「えぇ、謙太郎くんのときだけ他の生徒の説得用として撮らせてもらったけど、今回は撮らないわよ。」
裕太は念入りに辺りを見渡す。感染など問題があったときのため隔離できるよう体育館内の脇に設営されたこの一角は壁も天井もシンプルな造りだけに特に変わった様子はなさそうだ。
あまり気にしすぎても仕方ないと思った裕太は、ふぅっとひとつ息を吐くと、パンツをすっと足元に下ろした。するとそれまで
ざわめいていた辺りが、一気に張り詰めた空気がその場を支配した。
生まれて初めてと言ってもいい。
同級生の女の子が数人もいる前で素っ裸になるということ。
そこでは見栄も言い訳も通用しない、生まれたままの姿になるということ。だがそれは別に自分だけに限った話ではない。
クラスメートだって経験する、あるいはしていくこと。
いわば通過儀礼のようなものだ。
何も自分を貶めるためのものでなければ、ハダカもやむをえまい。
裕太はそう強く心を諌めた上での"ストリップ"だったのだ。
そうは言っても恭子たちの顔を裕太はまともに直視することすらままならなかった。
ただ股間に視線が集まっているのだけは感じ取れた。
たとえ映像に残らなくとも記憶には残る。
ただひとつ願いがあるとすれば、いま、まさにこの瞬間の記憶が早く皆の中から消え去ってくれればということだろうか。
「はい、では、からだに"しらみ"が付着していないかを診ますので、私がいいと言うまでその場でジャンプを繰り返ししてください。両手は頭の後ろに付けてください。」
さっき謙太郎がしたこととまったく同じ指示だった。
裕太は両手を後頭部に付け、静かにジャンプを始めた。
ピタン、ピタン、/
”うわ、音まで聞こえるなんて、、、ハズすぎ!”
服を着ているかどうかでこんなに気持ちは揺れ動くものなのか。
普段ならふざけてだって出来ることも、いまの状態では、まともに女子たちを直視することすら出来ない。
診察表を見返しながら、自分の動作を見つめる恭子たちのあの目の奥には何が映っているのだろう。
だがあくまで与えられた仕事の一環であり、恥ずかしいと思う気持ちが今の彼女たちに少しも持ち合わせていないとすれば、いま自分がそう思うことがやがて彼女たちに伝わり、結果的にお互い気まずい思いをすることになる。
そう思うと、真剣に診察をしている彼女たちに対して、恥ずかしいという気持ちが伝わるのはよくない。
そう思うと、ただひたすらガマンするしかないと感じた。
「はい、結構です。」
裕太のからだはすでに汗だくになっていた。
「では、今度は一度足元にしゃがみ込み、その後元気よくジャンプ。一番高い地点で両手を一回たたいてください。これは動きのある動作によって、しらみが隠れていないかを診る検査です。」
それにしても事をこなすごとに恥ずかしさが増していくような検診だ。
動作を繰り返すごとに、あの謙太郎の姿が自分と重なり合い、同じ恥辱を味わっているのだとひしひしと感じてしまう。
その頃くらいからだろうか。
目の前にいる保健委員の子が相変わらずじっと観察しているのだが、時折顔を伏せるような場面がちらほら。
手で顔を覆い、肩を小刻みに震わせているのだ。
一人がし始めると、隣もそれを始める。
そしてそれを自分に見えないところで何やらお互いの感情を確かめ合っているように見える。
あの映像のときと同じだ。
まさか、まさかオレのことを笑・・・・。
だが裕太はそんな憶測をすぐに否定した。
この状況においてそんなはずはない。
学校側から一手に検診を任された保健委員に限って
そんなことはない。
だが何かもやもやとしたものを感じながら、
診察は淡々と過ぎていった。そして、、
「はい、では最後に倒立です。一人補助が立ちます。頭髪から毛じらみが出てこないかの最終確認です。」
裸の裕太は、床に四つんばいになると、勢いをつけて両足を真上に上げた。
そばには補助係の委員の姿。
補助する女の子の表情はそこから窺い知ることできない。
ただ、股間の様子は下を見れば丸見えのはずだ。
謙太郎のお腹にだらんとだらしなく垂れ下がるあれは衝撃的だった。
いま自分の足を支えている補助係の女子が、好奇の目で見ているとはまったく思いたくはないが、想像すればするほど恥ずかしさが増していくのを感じた。だが、それももうすぐ終わりだ。
と、そのときだった。
そばでものすごい衝撃音がした。
ズ、ズシィーーン..../
倒立をしている最中だったので、何が起きたのかはすぐに判断できなかったが、裕太の視線の先にある壁がゆっくりとスローモーションを見るかのような動きで倒れていくのが見えた。
”まさか、地震、、”
そう思ったのもつかの間。
なぜか四方の壁が同時に倒れた後の周りには、これまたなぜか20人はいるかというほどの大勢の女子生徒たちの姿がそこにはあった・・・。
壁が倒れてきて戸惑っている風でもなく、全員最初からこちらに視線を向けていて、壁の倒壊と同時に出た驚きの声、そして、次に伝わってきたのが裕太の姿を見た笑い声だった。
「キャーーーー!!!!」
「何あれーw」
「アッハッハー」
「ひょっとしてウチのクラスの裕太?」
「すっぱだかで倒立なんかしちゃって、どうしたのー!?」
目の前には同じクラスの女子ばかり。
”え、ちょ、、、ど、、どういうこと??”
「はい、これが裕太くんのすっぽんぽん倒立でーす!!おちんちん目いっぱい曝け出して頑張ってくれてますのでよく見てあげてくださいねー」
さっきまでの厳粛な検診の雰囲気はどこへやら、何かが弾け飛んでしまったような変わりっぷりだ。
「あははは」「キャハハー」「かーわいいー」
「ホーケー♪」
「うぅ、、、」
裕太は声を上げたくとも、倒立をした体勢では、なかなか思うように声が出ない。
「では、補助係の玲奈ちゃん、今度は足を開いて開けっぴろげにしちゃってください」
「きゃあああー!!」「キャー、全開ーーw」
「ねー、肛門の奥が赤くヒクヒクしてる様子まで丸分かりですねッそれじゃみんなにまんべんなく見えるようにゆっくり回転していきましょう、ブレイクダンスみたいにw」
「はーい、後ろが見えてきましたぁ。さっきご自分で相当ペチペチされてたので、お猿のオシリのように真っ赤っ赤ですねぇーw」
「プフッ」「クスクスw」
「玲奈ちゃん、持ってる足を片手に持ち替えて、オシリをスパンキングしてみましょう!」
「い、いいんですか?」
「構いませんよ、ねぇ、裕太くん」
「あ、うぅ、、あぁ」
「ほら、”どんどん叩いて僕は変態ですから”だってw」
バッチィーーン..../
バッチィーーン..../
「どうですか、変態くん、クラス一美人の玲奈ちゃんにフルチン姿でお尻を叩かれる気分は?」
「うぅ、、」
「まぁーっ、”僕は変態マンなのでみんなに見られながらされるのはサイコーです”だってw」
バッチィーーン..../
バッチィーーン..../
「あらぁ、おちんちんが少し変化してきてませんかぁ?」
「あらら、やっぱり!ついに変態くんの本領発揮ですね、こんなときに勃起までしちゃうなんて本当何を考えてるんでしょうか。では、私がこれを始末しちゃいましょうw」
「うぅ、え、えああ、あは〜」
「あは〜んだってw、もうこの男はサイテーです。」
気の強い恭子は裕太のお尻を目いっぱい足で度突いた。
裕太は惨めにもバランスを崩し、からだごと床に転倒した。
「こ、これは一体なんなんだ!?」
「名づけて"クラスの男子ドッキリ大作戦"でーす!!」
「え、じゃあさっきの映像は?」
「ビデオのこと?あぁ、あれは合成に決まってるじゃない。顔と体で映像見切れてたでしょ、あれ、上と下でまったくの別人だからw」
「え、じ、じゃあ、あれは謙太郎じゃなかったのか」
「顔だけは謙太郎くんに違いないわよ」
「診察シーンはウチの弟に無理言って協力してもらって撮ったやつよ」
「お姉ちゃんには絶対服従だものねw」
「ウチの男子もこれくらい素直だったらいいのにね」
「ホントホント」
「だ、騙したのかー」
「だからさっきからドッキリだって言ってんじゃんw頭悪いわねw」
「あ、そうだ、じゃあついでに記念写真撮りましょ/」
パシャ★/
「か、勝手に、、」
「それよりパンツまだ穿かないの?」
「まぁ、いい度胸してるわね」
「いいおちんちんしてるわねw」
「アハハハ」「キャハハハー」
「クスクス」
「はいっ、これ返したげる♪」
恭子が投げた裕太のパンツは、女子たちの群衆の中に飛んでいく。
「キャー」「キャー」
「お、お前ら、、」
「アッハハハ、サイコー!」
「これだから男子のフルチンドッキリはやめられないわw」
「じゃあ、今度のターゲットは辻圭太よ」
「あっ、この子もイケメンよね」
「フフフ、普段は偉そうな態度してるけど、謙太郎みたく私たちの目の前ですっぱだかで右往左往して戸惑う顔が今から思い浮かぶようね」
「あたし、圭太のフルチン姿しっかり目に焼き付けるんだから」
「裕太よりも大きいとみた」
「えっ、そうかなぁー」
「まぁ、すぐに分かることだけどねw」
「行きましょ、次の場所へ」
「うん、裕太それじゃあね」
必死に自分のパンツを追いかける裕太を尻目に、恭子たちは別の場所へ向かっていくのだった。