すべてみな平等

学校の掲示板には下記のような張り紙が。
本日をもって校内における"競争行為"を禁ずる
・すべてみな平等を旨とする
・すべての事項における競争を禁止する
・規則に違反した生徒は処罰する。
「みんな今日からすべての競争は禁止になりました。ですから、学力テストも行いませんし、個別に点数を付けるということもなくなります。」
それを聞いた普段勉強のできる生徒からは、エェーという不満の声が聞こえてきます。逆に出来ない子からは
賞賛の声が・・・。
「平等にするため、身長が平均より低い子にはシークレットシューズを、背の高い子には施術で低くなってもらう場合があります。体重も同様です。あと、これは男子だけですが、、」
と、先生は前置きをしたうえで、
「男子にはペニスの長さも学年平均に合わせてもらいます。」
これには、男子全員がブーイング。
「静粛に。これは男子が性器の長さ云々でコンプレックスになったり、いじめの原因になったりするの。そういう教育現場において妨げになる要因になるものは極力排除しましょうということになのよ。」
先生の説明に男子は分かったような分からないような顔で聞いている。
「で、今の学年は平常時5cm、勃起時10cmと教育委員会で決まったの。だからこれに近づけるようみんな頑張ってね」
「長さが違うって、そんなのいつ確認すんだよ」
すると、おもむろに教室の扉が開きました。
白衣姿の女性が二人、会釈をしながら教壇に立って口を開きました。
「皆さん、静粛にしてください。私たちは男子の性器が適正な長さに保たれているか抜き打ち検査に来ました。」
女性の手には長さを図るためと思われるメジャーと生徒のサイズを記したノートを持っています。
「それでは男子の皆さん、ご協力お願いします。」
そう言って軽く頭を下げた。
そしてもう一人の検査員によって、男子たちはパンツを下ろしたままの格好で教室の端に整列していきます。
「圭太くんは....5.3cm、OKね」
検査はとても事務的に行われていきました。公正を期すため、一人が測り終わった後も皆が終わるまでペニスを出したまま待機しています。
女子は男子の検査を興味深く見入っています。
包茎や剥けている子まで大小さまざまのペニスが、まるで芸術品の展示会のように一列にズラーっと並んでいます。
そして氏名とサイズが読み上げられるたびにざわつくのでした。
「えーと陽平くんは6.1cm、NG」
すっごーい、陽平クンってあんなに大きいんだ/
「義雄くんも4.0cm、NGね」
ちょっと黒いね、ヤリチンかな/
にわかに短小とか笑い声までもが聞こえてきます。やはり小さいモノの持ち主はそれだけで辛い目に遭ってしまうようです。ちなみに誤差は0.5mm単位なので、4.5cm以下や5.5cm以上の場合は違反者として
、罰則が与えられてしまいます。
是正措置として、性器のサイズが平均を上回る陽平くんは施術によって、性器を学年平均に近づけるよう義務付けられるのでした。
今まで巨根を誇ってきた陽平くんも施術後は、ごく平均サイズとなるため今までのように自慢は出来ません。性器のサイズが平均を下回る良雄くんについては、通常時でも今のように勃起状態を続け
て、学年平均の長さを保つことを心がけるよう指導されるのでした。
水泳の授業中でもまわりの生徒が、
「先生、隆夫くんのペニスのサイズが少し小さい気がします」
と言えば、先生は授業中でもメジャーを持って、隆夫くんの穿いている水着を下げてペニスのサイズをその場で測らなくてはなりません。
その時サイズが平均程度であれば問題はありませんが、もし値よりずれていれば保健室あるいは病院へ行き、適正なサイズになるよう是正措置を取ることになるのでした。
ですからいつ誰に計測指示が下るか分からないので、戦々恐々とする日々が続くのでした。