新しいズボン法律

先日、愛○県で起きた男子児童がズボンのジッパーに性器を挟まれ重傷を負った事件を受けて、総務庁はほかにも同じ案件で起こった事故が多数あるとみて、その実態を把握するため、今月15日に各自治体及び各教○委員会に向けて統計の提出を求める通達を出していました。
その結果、はじき出された数字が上記のものだったのです。
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その後、総務庁所管の専門委員会で会合が開かれ、特に問題となったそもそも仮に成長途上で皮かむりの状態にあるほとんどの男子生徒の性器が露見することについて、公衆衛生上の問題が該当するのかという一部の有識者からの提起に対し、相当に突っ込んだ議論がなされました。
その結果、出席した委員会の各委員からは、
「この世代のモノは想像するほど醜いものではない」
「むしろ親がいつも観察できる環境であり、何か変化があったときに気付きやすく、子どもの健康発育上、好ましいはず」
などといった肯定的な意見が相次ぎ、とりわけ15歳未満の男児に限っては公衆衛生上、特に問題なしという最終的な結論が下されました。この事は、これまで老若男女問わず性器を露出する行為は公衆衛生上問題があるとしてきた解釈を180度転換するものとなりました。
ただ、15歳未満の女児への適用に関しては、先日起きた事件から特に直接的な問題点は浮かび上がらず、法の対象外とする方針です。
この報告を受けて、早ければ今週にも法案は衆議院を通過する見通しです。
また小学生向けのズボンを製造する各メーカーでも、ジッパー付きの商品は生産中止とし、男子生徒が人前でも気持ちよく性器を露出できるよう、前面に縦に大き目のスリットの刺繍が施されたズボンを新たに開発、生産体制を強化していく見込みです。
また同制度を浸透させるにあたって、家庭及び教育現場において当初は混乱も予想されるため、15歳未満の男子に関し、当面は新開発のズボン着用を学校内で義務化とすること、その後段階的にズボンは徐々に丈の短いものへと移行し、最終的には下半身は何も身に着けない制度を徹底させる構えです。
同世代の女子児童に対しては教育的配慮の観点から、常駐の専門カウンセラーを各学校に一人以上置くこととするといった案が有力視されています。
9/1
今日から各学校では新学期。
朝の通学路では、新制度導入で白のカッターシャツに紺のスカートという装いも新たに、いつにもまして元気に登校してくる女子生徒の姿が目立っています。
一方、男子生徒の方だけはいつもと明らかに様子が違いました。
カッターシャツは前述と同じですが、問題はやはりズボンの方にあったようなのです。
一世代昔を思わせる丈の短いその半ズボンを、男子生徒は前の部分を両手で隠しながら、いかにも居心地悪そうにそそくさと登校していく子。
それまで気の強かった男の子も近くに女子がいると分かっただけで、逃げていきます。そんな中、
「あれ、慶介じゃない。久しぶりー」
「あ、あぁ、久しぶり....」
偶然通りかかった同じクラスの女の子に声をかけられ、その男の子は気まずそうに返事をしました。
「うわーっ、私もだけど慶介も格好変わったよね」
「う、うん、まぁね」
「でもアタシ的にはサァ、以前の長ズボンより今のミニの方が絶対いいな」
「会って早々イヤなこと言うなよ」
「え、アタシ何か嫌なこと言った?」
「・・・。」
「ねぇねぇ、それよりさ」「なに」
「今日さ、朝早く家出てクラスの男子にいろいろ声かけたんだけどさ、貝が口閉じたみたいにみーんな押し黙っちゃって、実は新学期になってこうしてまともに話したの慶介が初めてなのよ」
「オレもあんま女子と話したくない」
「なんで、なんでそういうこと言うの?寂しいじゃん」
「ったく、状況に疎いというか何というか...」
「あっ、それとさ、男子ってさ、みんなここ両手で押さえてんだよね、なんか面白いよねぇー」
女の子はそう言って自分の股間のあたりを指差して見せました。
「あれっ、慶介もじゃん、なんで隠してんの、ねぇなんで?」「うるさい」
そのときでした、まとわり付くように歩く女の子を振り払おうと、その男の子は思わず両手を股間から離してしまったのです。
「あーっ、ちんちん丸出し!!」
「るせぇ」
「あははは、きゃーわいい♪」
ズボンのスリットからぷるんとはみ出たオチンチンに女の子は手を叩いて大笑いしています。
「し、仕方ないだろ」
「あっ、新学期から新しい制服なんだっけ?」
「どうせそれを知ってて、他のヤツにも声掛けてたんだろ」
「テヘヘ、バレてた?」
「ったくよぉ」
「早く高校生になりたい....そうすればこんなこっぱずかしいちんちん丸出しルック着なくて済むのに、そう思ってたでしょ」
「・・・。」
「アハハ、やっぱそうだ。」
「るせぇ」
このように新制服になった男子をおちょくる女子、そんな光景は各地で見られたようです。
それではせっかくなので、とある中学校にお邪魔してみましょう。
そこの2年三組では、いまグラウンドで体育の授業が男女混合で行われていました。
このとき着用する男子の新しい体操服も制服同様、ズボンの股間の辺りにスリットが入っていて、オチンチンを無理なく出しながら運動が出来るよう最大限の配慮がなされていました。
それは見たところ、かつてお調子者の子が白のブリーフの隙間からわざとオチンチンを出して歩く感じとでもいえばいいのでしょうか。
しかし、それも今や男の子なら当然の義務であります。
20人ほどいる男子が整列して、『前へならえ』をするだけでも近くで授業を受けながらそれを見ていた女子は、大爆笑ものです。
なんたって、前へならえの状態ですから男の子はみんな手を胸の高さに上げています。それを前から見ると最前列の子のオチンチンが丸見え、横から見るとそれはもうずらーっと一列にオチンチンがうな垂れるように並んでいるのです。
それはまさに今の男子の心情を表しているのではと思えるほど、興味深くかつ微笑ましい光景でもありました。
まぁ、男子の方はこのようにオチンチンこそ露出しているけれども、それ以外は女子となんら変わらないのですから、ぱっと見そんなに不思議な感じにも映りません。
男の子は明るく元気よくがモットーです、慣れればなんてことはないでしょう。
しかし私たち女性にとってはそれが病み付きになってしまうのですから、困ったものです。
例えば、リレー。
前の人のバトンを受け取った次の走者が勢いよく駆け出して行きます。
初めのうちは後姿しか見えないので別に大した事はありませんが、向こう正面に差し掛かって残り半分になったあたりから、走っている男子の股間の辺りがやけに賑やかです。
腕の振りよりも早く、地を蹴る音よりも迫力に満ちていて・・・。そう、オチンチンが下に上に賑やかに"振り子運動"を繰り返しているのです。
ペチンペチン.....なんて音はさすがに聞こえては来ないでしょうが、でもそれを目の当たりにすれば本当に聞こえてくる気がしても不思議はありません。
まるで何か生き物のように暴れまくるオチンチンを股間に引っ提げて、ゴールラインに帰って来るのですから、女の子の間で爆笑の渦に包まれること受け合いです。
オチンチンは男子にとって、いわば運命共同体のようなものです。
例えば、鉄棒。
逆上がりのできないA君は、女の子たちが少し離れた前方の場所にいるにも関わらず、先生に半強制的に練習を課せられています。
片足の先が鉄棒に掛かりそうになるのだけれど、そこからなかなか体が付いて来てはくれません。
そんなA君を女の子達は横目で(中にはガン見の子も)見ながらここでも大爆笑。
理由は、A君が勢いをつけて鉄棒に足を掛けようとする度、オチンチンも一緒に上へピヨ〜ン!
A君が逆上がりに失敗して着地するときも、その反動でオチンチンも下へパタ〜ン!
A君が真剣に取り組めば取り組むほど、そのオチンチンの動きがまるでチープな玩具にみえて仕方がありません。
ついでに隣のクラスも覗いてみましょう。
そこでは普通に『保健』の授業が行われているようです。
しかしそこにもまた制度で浮かび上がる男子の苦悩が垣間見えてくるようです。
先生はしばらく黒板にチョークで書きながら何やら説明をしていたのですが、『男子のからだの仕組み』というところで、一人の男の子が教壇前に呼ばれました。
先生はその男の子の肩に手を乗せると、そのままくるりと生徒の方へ向けてしまいました。どうやらその男子生徒を使って説明をする様子。
だけど待ってください・・・、男の子は例の制服ですから、オチンチンは丸見えの格好のままクラスメートの子たちと対面する形で強制的に立たされていることになります。
しかし、先生はこれはよい機会とばかりにオチンチンの仕組みについて熱心に説明を始めています。模型ではなく本物ですから、みんなはいつになく真剣に先生の話を聞いています。
「せんせーい、それはいつおっきくなるんですかー」
「射精ってどういうものですか」
なんて質問が女子の方から矢継ぎ早に出たりして、先生も次第に張り合いが出てきて、
「それじゃ、ちょっと恥ずかしいけど今から実技してみようか」
なんて展開も出てくるかもしれませんね。
ついでに隣のクラスも覗いてみましょう。
ちょっと怖そうな女の先生が男子生徒を叱っています。
「分かったわ、この訊かん坊が悪いのね」
などと、生徒のオチンチンをその場で鷲づかみ。
男子生徒も急所を握られてはグゥの音も出ません。
しかもそれを見たほかの生徒には大笑いされてしまい、本当の意味での悔しさと情けなさで、言葉で諭すよりよっぽど効果があったようなのです。
こうした"成果"が次々に集約されて、近い将来この国では男子健全化法案の名のもとに『公然フルチン化社会』が実現するかもしれませんね。